鈴木亜美『AROUND THE WORLD』

鈴木亜美 - AROUND THE WORLD鈴木亜美復帰後初のアルバム。疾走感のあるダンスミュージックでイメージ一新。鈴木さんのキレのあるダンスも、力強くなった歌声も、成長を見せた。しかし、4形態もある本作は、発売初週で3.9万枚しか売れなかった。正直意外だった。

「ダンスアルバムだから売れない」とは言わない。ずっとダンスミュージックが好きだから、復帰後の鈴木さんもずっと応援している。でも、ダンスミュージックとして、このアルバムのクオリティが満足できるものか。残念だが、4回聴いても、イマイチだと思う。

まずはこのアルバムの大部分を占めているトランス曲を見よう。02はそもそもいい曲で、リミックスされたこのバージョンが更にクラブ向けの仕上げになった。09、11の曲もアレンジもしっかり出来ている。でも、他のダンス曲はどれも少し残念な気がする。01は一体感があるが、特別なところがない。03、08のアレンジが凝っているが、曲自体が普通だから、僕にとってはただ虚しく響いてる。05のアレンジはドイツのDJによるもので、日本人の好みに合わないと思う。10の曲はまあまあだが、アレンジはなぜか活気が無い。

トランス8曲の中で、好きなのはただ3曲。とても満足できないレベルだ。

ダンス曲に囲まれたバラードは逆に、素晴らしい感じがする。アルバムの中で一番いいと思う曲は07。その優雅な雰囲気が好き。04、06もじっくり味わえる曲。意味深いな12で終わるのはいいと思う。短すぎるとも感じるけど。

点数をつけるなら、70点かな。それでも、ダンスミュージックを前面にすることを評価したい。

鈴木亞美「AROUND THE WORLD」
01. AROUND THE WORLD 02. Hopeful -OVERHEAD CHAMPION MIX- 03. Beautiful 04. Sweet Voice 05. Delightful 06. For yourself 07. ねがいごと 08. Risk 09. Eventful 10. with you 11. Times 12. I’m alone

2015.03.19追記:
あまり聴かなくなったこのアルバム。上出来でもないし、少しうるさいとも思うから。でも、自分を磨いて、困難を乗り越えて、そして復帰を果たした鈴木さんがとても好きだった。

コメントを残す