Polaris『Music』

面白さ優先で、いつも新しさを感じる音楽を選んでいた僕だが、最近は逆に落ち着いたものを求め始めた。Polarisの音楽はまさに平穏そのものだが、それだけではない気もする。新作アルバム『Music』では、光と闇、日常と心象が溶け合っていて、とても深みのある音楽となった。

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宇多田ヒカル『ULTRA BLUE』

ULTRA BLUEアメリカへの「エキソドス」が失敗した後に出た日本語アルバム。4枚の日本語アルバムの中では、異質な存在である。今までのR&Bとは違って、ピコピコなエレクトロサウンドが多用された。歌詞も一段抽象になって、日常生活について語っているようだけど、時々テーマがぼやけている感じもする。

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平井堅『THE CHANGING SAME』

Ken Hirai - The Changing Same2000年に発売されたアルバム。当時には、平井さんの柔らかな歌声があまり好きじゃなかったので、今になって購入した。今一番好きなジャンルはR&Bなので、R&B色の強いこのアルバムが大当たり。

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浜崎あゆみ『(miss)understood』

ayu - (miss)understoodあゆのファンだから、もちろん新作アルバムを購入したが、今まで一番聴き慣れない作品だと思う。歌詞はなかなか良いが、それはまず置いとこう。シングル曲(4枚で8曲)のジャンルがそれぞれ大きく違うので、アルバムがどうなるかなと心配していた。結局、やはりまとまりに欠けている印象がある。

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Tourbillon「HEAVEN」

Tourbillon - HEAVEN河村隆一、INORAN、葉山拓亮の三人で始めた、ちょっと異色なプロジェクト「Tourbillon」。それぞれ違う個性を持っている三人が、どんな音楽を作り出すか。ロックファンだけでなく、普段ポップミュージックしか聴いてない人も興味を持ちそう。

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鈴木亜美『AROUND THE WORLD』

鈴木亜美 - AROUND THE WORLD鈴木亜美復帰後初のアルバム。疾走感のあるダンスミュージックでイメージ一新。鈴木さんのキレのあるダンスも、力強くなった歌声も、成長を見せた。しかし、4形態もある本作は、発売初週で3.9万枚しか売れなかった。正直意外だった。

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